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オリックスが来季監督に、近鉄OBで豊富なコーチ経験をもつ新井宏昌氏(57)=現野球評論家=を筆頭候補として挙げていることが27日、分かった。この日のロッテ戦(千葉)に引き分け、2年ぶりの最下位に沈んだ大石大二郎監督(50)は今季限りで解任。阪神前監督で現野球評論家の岡田彰布氏(51)も候補に加え、近日中にも一本化して正式オファーを出す。
新井氏は監督経験こそないが、故・仰木彬元監督の下で1994年から2001年までオリックスのコーチを務めた。若き日のイチロー(現マリナーズ)が信頼を寄せていたことでも有名で、再建にはうってつけの人物と高く評価された。
チーム改革へ球団は、阪急OB・山田久志氏のゼネラルマネジャー(GM)招へいを目指すなど、すでに動き出しているが、並行して新監督の人選にも着手。これに伴い、コリンズ前監督の辞任により昨年途中から監督代行となり、同8月2日から正式就任した大石監督は、今季限りで退団となる。
球団では新井氏とともに、昨季まで阪神の監督を務め、05年にリーグ優勝を果たした岡田氏もリストアップ。同氏も現役最後の2年間と、オリックスの2軍で指導者としてのキャリアをスタートさせるなど、新井氏同様、球団との関係は深い。
フロントは今週中にも宮内義彦オーナー(74)を中心として、新監督候補を一本化する予定。新体制誕生へ、本格的に動き出す。
◆新井 宏昌(あらい・ひろまさ)1952年4月26日、大阪府生まれ。57歳。PL学園高から法大を経て74年ドラフト2位で南海入団。85年オフに近鉄にトレードとなり、87年には3割6分6厘で首位打者を獲得。92年限りで現役引退。通算2038安打をマークし、打率2割9分1厘、88本塁打、680打点。引退後はオリックス、ダイエー、ソフトバンクで打撃コーチを歴任した。174センチ、69キロ。右投左打。
◆岡田 彰布(おかだ・あきのぶ)1957年11月25日、大阪市生まれ。51歳。北陽高から早大を経て、79年ドラフト1位で阪神入団。80年に新人王。94年にオリックスに移籍し95年引退。96年からオリックス2軍助監督兼打撃コーチ。98年に2軍打撃コーチとして阪神に復帰し、04年から1軍監督。05年にリーグ優勝し、08年限りで辞任。監督通算成績は718試合で393勝307敗18分け。175センチ、77キロ。右投右打。
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