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V奪回を期す2010年のコーチングスタッフが、ほぼ固まった。真弓−平田−立石。3人の指揮官ががっちり連携をとって、骨太の常勝軍団を作り上げる。若手を底上げすべく、虎に新設される育成部だが、その“3軍監督”は、立石2軍守備走塁コーチが務めることがわかった。
同コーチは、南海&ダイエー(現ソフトバンク)、中日、近鉄や台湾球団とコーチ歴任。主に2軍で手腕を発揮し、阪神でも2005年から2軍コーチ就任。06年、故島野育夫2軍監督が体調不良の際には代行監督を務めた。20年を超えるコーチ業で常に若手に携わってきたノックの名手は、育成部の指揮官としてうってつけの存在。これに伴い、打撃コーチには町田2軍打撃コーチが、投手コーチには遠山2軍育成コーチが就く方向だ。
2軍では、星野2軍投手コーチのオリックス移籍が決定的。投打ともコーチが1人ずつ減るが、球団関係者は、1軍打撃コーチに迎え入れる片岡篤史氏(40)以外「外部招へいはない」と話しており、八木2軍打撃コーチ、中西2軍投手コーチがそれぞれ1人で担当。2軍も育成部も同じ鳴尾浜のグラウンドで練習するだけに、大きな不具合はなさそうだ。また育成部長には、高野球団副本部長が兼務する方向で、進んでいる。
03年、05年の優勝からの過渡期を迎え、5年ぶりBクラスという現実を突きつけられた阪神。補強と共に、チーム内での底上げは絶対不可欠だ。育成でみっちりと鍛え上げれれ、2軍、そして1軍へ−。そんなステップアップを果たす若い力が次々と現れたとき、虎の新時代が、幕開けする。
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